穿孔ロボット
試作機

開発の目的
全国に敷設されている下水道管の総延長は300,000kmを超え、早期に敷設された管の老朽化が進行している。
耐用年数の目安となる50年を経た管は5,000km(1.7%)を超えたが、補修を完了している管路は1,400km(0.5%)で、これから本格的に補修工事が必要となる。
また、取付管の本来の機能を低下させる、管へ入り込んだ樹木の根などの除去作業や、地震・輪荷重により発生する本管・取付管の間のずれに対しても、開発する穿孔ロボットの需要はあるものと考える。
更正イメージ


コンセプト
- 汚水枡を通過できること。
- 枝間(φ150)通過できること。
- 老朽化した管に負荷をかけることなく反力が確保できること。
- 管を中心とした穴が確保できること。
開発製品の目標
- 作業中の枝管内を監視し、作業品質を確保
- 高輝度ライト搭載
- CCDカメラ搭載
- 汚水、汚物環境下の枝管内を自在に移動(前進・後退・左右回転)
- ODW or ODC採用
- 枝管中心を高精度に検出し、開口面積を確保
- 前方にODW付外径可変ホールソー配置
- 後方に進行方向制御ODWを3輪配置
- 切削対象物を利用した反力確保により、スムーズな切削工程を実現
- 反力確保第1装置として摩擦式ストッパー採用
- 反力確保第2装置としてドリルタップの採用(切削対象物に分担)
- 穴明け工程と仕上げ工程を合理化し、加工作業時間短縮
- 前方の外径可変ホールソーに穴あけ歯(先端)と仕上げ歯(外周部)を搭載
- 作業及び操作方法の簡略化による、業務効率の向上
- 操作盤の単純化
- 機械及び付属装置の小型化