全方向移動可能車輪

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展開計画

本開発品の用途として考えられるのは、医療・介護ベッド、オフィスチェア、車いす等であり、高齢者社会に適応した商品の移動機能と安全性を向上させるものである。

医療・介護ベッドに用いた場合

ベッドの移動性能を著しく向上させることができる。特に施設や病院等のエレベーターなどの狭いところで威力を発揮する。また、一般的なキャスターのように車輪の上部が旋回しないことから通路へ突き出ることがないため、高齢者・障害者がつまずくことなく安全性が高いものを提供できる。

オフィスチェアに用いた場合

これまでの椅子は「座りやすさ」や「デザインの良さ」に着目し開発が進められてきており、「移動しやすさ」についての開発は遅れている。高齢者・障害者等の就業機会が増えてきているが、オフィス環境で使用されている椅子はキャスター径が小さく、車輪の整備状況や床の状況によっては移動し難い。このような状況でも下肢が健常であればほとんど問題なく移動が可能であるが、障害がある場合は困難である。本開発品を使用すると上半身のみで移動が非常に容易であり、高齢者・障害者の積極的な社会進出を助け、雇用の拡大につながる。また、本開発品は優れた外観を持つことから、高齢者・障害者用としてではなく、高級オフィスチェアとしてのマーケットもねらい目と考えている。

車いすに用いた場合

従来の車いすで全方向に対応するものは、メカナムホイール等を用いた中国製の輸入品であり電動のものしか存在しない。本開発品を用いると、電動式よりニーズの大きい手動式への適応が可能となる。また、車いすの静止機構が簡単・確実であるため安全性も高い。狭いオフィスや一般家屋での廊下等で威力を発揮すると考える。

イメージ

オフィスチェア医療・介護ペッド

手動式全方向移動車いす